おうちでもっとおいしく食べよう!
基本をマスターすれば応用も簡単。レストラン並みのおいしさをご家庭でも。

もう一度おさらいスパイスとハーブ

スパイス
こしょう さわやかな刺激性の香りと辛さが特徴の、もっともポピュラーな万能スパイス。
白と黒があり、白は果皮をのぞいたもの、黒は未熟果 の皮付きです。
黒こしょうの方が香り、辛味ともに強い。
ローリエ 月桂樹の葉。ビーフシチューなどの煮こみ料理には欠かせません。
ナツメグ スパイシーな甘い香りとほろ苦さ 消臭効果もあり、ハンバーグのようなひき肉料理に。
パプリカ
サフラン
ターメリック
いずれも着色が目的


ハーブ
ローズマリー 森を感じさせる強い芳香。鶏肉やラム肉のロースト、肉や、野菜の煮こみなどに。
セージ 独特の香りが強く肉や内臓のくせを消すのに適しています。
コモンタイム さわやかできりっとした風味。肉のマリネやロースとの風味付けに。
スイート
バジル
甘くてスパイシーな香り。トマトソースにはバジルが欠かせません。
このソースをかけるとカツレツも肉のソテーも即イタリアン。
スペアミント はっかの香り。肉料理にかけるソースの風味付けや、肉にまぶして焼いたりします。
(ペパーミントは飲み物や、お菓子用)
マジョラム 繊細な甘い香り。ステーキやハンバーグに添えたり、肉料理のソースに刻んで混ぜます。
長時間煮込みには生よりドライがお勧め。
チャービル
イタリアン
パセリ
甘い香りのチャービル。すがすがしい緑の香りのイタリアンパセリ。
肉のソテー、フライ、グリルなどに一枝添えて見た目も味もさわやかさを楽しみます。

ローズマリ− セージ コモンタイム スイートバジル スペアミント マジョラム チャ−ピル イタリアンパセリ
ロ−ズマリ− セージ コモン
タイム
スイート
バジル
スペアミント マジョラム チャ−ビル イタリアン
パセリ



基本のソースを覚えよう
グレービーソース
肉の焼き汁を利用して作るソース。今回はローストビーフを焼いた場合のお薦めソースです。


1.天板に残った野菜をなべにあけます。 2. ワイン2分の1カップ、水3カップ、固形スープ1個を加え、アクをすくいながら強火で汁が半量 になるまで煮ます。 3. こし器にペーパータオルを二重に敷き汁をこし、きれいななべに移します。 4. 鍋を火にかけ、塩とこしょうで調味します。バターと小麦粉各少量 を練り混ぜ、レードルまたは玉じゃくし似入れて汁を溶きながら徐々に加え、とろみがついたら出来あがりです。

フルーツソース
プラムやりんごを使ったフルーツソースはロースとポークに合います。
ラムソース(4〜5人分)
[プラムソースの作り方]

  1. 干しプラム40個をブランデー4分の1カップにつけて柔らかくなるまでおき、種があれば覗いて半分に切ります。
  2. 玉ねぎ100g、ねぎ、セロリ、マッシュルーム各40gをみじん切りにしてなべに入れ、砂糖大さじ2強を加え、時々混ぜながら焦げ付かないように10分ほど煮ます。
  3. 1とバター大さじ1を混ぜて仕上げます。

レモンバターソース
[作り方]

  1. バター大さじ4を冷蔵庫から出して柔らかくなるまでおき、クリーム状に練って、レモンの皮のすりおろしとパセリのみじん切り各こさじ2を混ぜます。
  2. 1をラップにおいて、直径二センチほどの棒状に巻き、冷蔵庫で冷やし固めます。 ステーキを焼くころ、冷蔵庫から出して5ミリの厚さに輪切りにし、室温に戻しておきます。

オイルソース
フレンチドレッシングに、たまねぎ、ケーパー、エストラゴンなどのハーブのみじん切りを混ぜたラビゴットソースは、冷製のゆで肉料理にぴったり。 マヨネーズに、ゆで卵、たまねぎ、ピクルスなどのみじん切りを混ぜタルタルソース。 赤ピーマンの裏ごしを混ぜたものがオーロラソース。 マヨネーズとトマトケチャップを混ぜても家庭的で簡単なオーロラソースに。
出典:「食肉がわかる本」(財)日本食肉消費総合センター

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